終活アプリ「SouSou」が遺骨ダイヤモンド製作のアルゴダンザ・ジャパンと提携、「生前契約通知サービス」を開始

終活

本連携の背景と終活サービスの多様化

近年、日本社会において供養やエンディングに対する価値観は著しく多様化しています。従来型の「家」を単位としたお墓の形態に加え、散骨、樹木葬、手元供養といった「自分らしい供養の形」を求めるニーズが高まり、新たな選択肢が広がっています。遺骨ダイヤモンドもその一つとして、2000年代頃から注目され、故人を身近に感じたいという遺族の願いに応える形で普及が進んでいます。

しかし、こうしたエンディング領域のサービスには特有の課題が存在します。それは、サービス契約の時点と、実際にサービスが実行される時点との間に、数年から数十年にわたる長い期間が空くことが一般的であるという点です。例えば、生前中に遺骨ダイヤモンドの製作契約を結んだとしても、実際に故人の遺骨からダイヤモンドが作られるのは、契約者が逝去した後になります。

この時間の隔たりは、「契約や支払いが完了した時点で形式上は一区切り」と捉えられがちですが、本来、サービスはご本人の意思や想いが、必要なタイミングで確実に実現されて初めて完了すると考えられます。特にエンディング領域は、本人が不在の世界で、本人の意思を実行するという、極めて倫理性の高い分野であり、その実現には確実な情報伝達と実行が不可欠です。

現状では、以下の課題が散見されます。

  • 契約内容がご家族へ十分に共有されていない。

  • 必要なタイミングでご家族に情報が届かない。

  • ご家族の事情により本人の意思が実現されない。

これらの課題は、感情論のみで解決できるものではなく、確実な「仕組み」による解決が求められています。今回の連携は、アルゴダンザ・ジャパンが掲げる「売る」だけでなく「最後まで伴走したい」という顧客への深い想いと、「SouSou」が提供する強固な情報連携基盤が合致したことで実現に至りました。

「SouSou」の情報連携の仕組み

エンディング領域では、ご本人側には「自分の意思をきちんと実現してほしい」という願いがあり、事業者側には「契約を最後まで確実に実行したい」という責務があります。「SouSou」は、これら双方のニーズを接続するための情報連携基盤として機能します。

具体的には、ユーザーはマイナンバーカードを活用した厳格な本人確認を行った上で、生前契約情報やその他の必要事項を「SouSou」へ登録します。ご逝去された際には、独自の「デジタル逝去判定」技術により、ご逝去の可能性を検知します。このデジタル逝去判定は、公的個人認証による逝去の可能性の自動検知と、指定された判定者による最終確認を組み合わせることで、高い精度と信頼性を確保しています。その後、必要に応じて、ご家族や連携事業者へ契約情報や必要なお手続きが案内されることになります。

終活アプリSouSouのシステム概要図

「SouSou」の詳細については、以下のサービス紹介ページで確認できます。

SouSouサービス紹介ページ

本連携による具体的な取り組み

今回の連携では、ご本人の意思を必要なタイミングで適切に実現するための体制構築を目指し、以下の取り組みが実施されます。

  1. 「SouSou」内でのアルゴダンザ・ジャパンサービス紹介
    「SouSou」アプリ内において、アルゴダンザ・ジャパンが提供する遺骨ダイヤモンドサービスが紹介されます。これにより、終活を検討しているユーザーは、信頼性の高い遺骨ダイヤモンドの選択肢を容易に認識できるようになります。

  2. 生前契約情報の連携
    アルゴダンザ・ジャパンで生前契約をされたお客様の契約情報が、「SouSou」へ安全に連携・登録されます。これにより、契約者自身が情報管理の手間を軽減できるとともに、万が一の際に情報が確実に引き継がれる基盤が確立されます。

  3. ご逝去時のご家族への情報案内
    ご契約者に万が一のことがあった際、「SouSou」からアルゴダンザ・ジャパンへご逝去情報が自動的に共有されます。これにより、情報伝達の漏れを防ぎ、ご遺族へ迅速かつ確実に契約情報や必要なお手続きが案内されるようになります。また、ご契約者は「SouSou」のエンディングノート機能内でも生前契約情報を遺族へ残すことができ、二重の情報共有体制によって、共有漏れのリスクをさらに低減できます。

SouSouとALGORDANZA連携による逝去後手続きフロー

今後の展望と「SouSou」が目指す社会基盤

「SouSou」は、今後も供養、葬儀、相続、保険といったエンディング領域に関わる多様な事業者との連携を積極的に推進していく方針です。生前契約型サービスやデジタル管理サービスが普及する中で、「契約して終わり」ではなく、「必要な時に、必要な情報が届く」仕組みの重要性は、今後さらに高まることでしょう。デジタル技術の進展は、個人の意思を尊重し、それを確実に次世代へと繋ぐための新たな可能性を切り開いています。

「SouSou」は、ご本人の意思と、ご遺族・事業者をつなぐエンディング領域の情報インフラとして、誰もが安心して人生の終末期を迎えられる社会基盤の構築を目指しています。これにより、ご遺族の精神的・物理的負担を軽減し、故人の想いが尊重される社会の実現に貢献していきます。

有限会社アルゴダンザ・ジャパンについて

有限会社アルゴダンザ・ジャパンは、ご遺骨に含まれる炭素から生成する「メモリアル・ダイヤモンド」サービスを提供しています。故人を身近に感じられる新たな供養の形として、国内外で多くの人々に利用されています。同社は、単にダイヤモンドを製作するだけでなく、「故人とのつながりを少しでも色鮮やかに感じてほしい」という深い想いのもと、死別の悲しみに寄り添うグリーフケアと、サービス運営における透明性を重視しています。

近年では、従来型のお墓の維持管理が困難になるという社会背景から、ご遺骨をすべて使用して製作する「ダイヤモンド葬®」への関心も高まっています。アルゴダンザ・ジャパンは、故人を偲ぶ多様なニーズに応えるべく、質の高いサービスを提供し続けています。

  • 会社名: 有限会社アルゴダンザ・ジャパン

  • 代表者: 代表取締役 法月雅喜

  • 所在地: 〒420-0032 静岡県静岡市葵区両替町2-4-15 静岡O・Nビル7F

  • 設立: 2005年5月

  • HP: アルゴダンザ・ジャパン 公式サイト

エンディングプラットフォーム「SouSou」について

「SouSou」は、マイナンバーカードを活用した新しいデジタル終活サービスです。エンディングノートをはじめとする終活に必要な様々な機能を、アプリ利用料完全無料・アプリ内課金なしのワンストップで提供しています。このサービスは、従来の終活サービスにはない以下の3つの特徴を備えています。

  1. 本人性/真正性の担保: マイナンバーカードによる本人確認を通じて、エンディングノート等の各種コンテンツが「本人が明確な意思を持って作成したこと」を証明できます。これにより、なりすまし防止と、本人の意思の確実な反映が保証されます。

  2. 逝去判定のデジタル化: エンディングサービスの実行におけるボトルネックの一つであった「その人が亡くなったこと」の情報を、紙面等での申告に依存することなく、デジタル上で検知することが可能です。これにより、手続きの迅速化と正確性が向上します。

  3. 外部サービス(データ)連携: ユーザーの明確な同意(オプトイン情報)に基づき、「SouSou」が有する各種データ(エンディングの意向・逝去事実等)を外部のサービスに提供できます。これにより、ご逝去後の各種手続き(保険、携帯電話、互助会、SNS・サブスクリプションの解約・引き継ぎなど)の自動化・簡略化を目指しています。

SouSouのサービス概要

SouSouの3つの特徴

SouSouの外部サービス連携

「SouSou」のサービス紹介ページおよび関連情報は以下の通りです。

株式会社そうそうについて

株式会社そうそうは、2022年8月に「縁起を形にする」をミッションに掲げ創業しました。創業者の代表取締役は、父の死を契機に、大手コンサルティングファームで培ったデジタル技術に関する豊富な経験を活かし、「デジタル技術だからこそ実現可能な新しいライフエンディング体験」を提供することを目指し、エンディングプラットフォーム「SouSou」(スマートフォンアプリ)の構築に着手しました。同社は、デジタル分野およびエンディング分野の多様なパートナー企業との業務提携を通じて、さらなるサービスの拡充を図っています。

本件に関するお問い合わせは、株式会社そうそうの担当者までメールにてご連絡ください。

この記事を書いた人
終活専門ライター:榊原郁美
榊原 郁美

40代前半のウェブライター。関東在住。大学卒業後、出版社で編集アシスタントとしてキャリアをスタートし、記事制作や校正業務に携わる。その後、一般企業の広報部門へ転職し、社内外向けのコンテンツ制作や情報発信を担当。「読み手に伝わる文章」を追求する中でライティングスキルを磨く。

結婚・出産を機に働き方を見直し、在宅で活動できるフリーランスのウェブライターへ転身。現在は、ライフスタイル、子育て、ビジネス、キャリア、健康・美容など幅広いジャンルで執筆している。丁寧なリサーチと、読者目線に立ったやさしく分かりやすい文章に定評がある。

SEOを意識した記事構成やキーワード選定にも対応可能で、オウンドメディアやブログ記事、コラム執筆などを中心に活動中。クライアントの意図を汲み取りながら、信頼感のあるコンテンツ制作を心がけている。

趣味は読書と散歩、季節の料理づくり。日常の中にある小さな発見を大切にしながら、暮らしに寄り添う文章を発信している。

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