導入:葬儀後の多岐にわたる手続きと現代社会の課題
大切な家族を失った悲しみと向き合う中で、故人を見送る葬儀は一つの区切りとなります。しかし、葬儀が終わり一段落したかと思えば、その後には多岐にわたる手続きや対応が待っています。法要の手配、納骨、遺品整理、相続、空き家の管理など、その内容は多岐にわたり、それぞれが専門的な知識や時間、労力を要するものです。これらの手続きは、人生で何度も経験するものではないため、「何から手をつければよいかわからない」と途方に暮れる方も少なくありません。特に、核家族化や少子高齢化が進む現代社会においては、これらの負担が一人の喪主に集中する傾向があり、その重圧は計り知れません。
このような背景のもと、株式会社NEXER Groupと斎場白島会館は共同で、葬儀後の手続きやアフターフォローに関する意識調査を実施しました。本調査は、実際に喪主を務めた、または葬儀を執り行った経験がある全国の男女175名を対象としており、その結果は、葬儀後の負担の実態と、それに対する社会的なサポート体制の現状を浮き彫りにするものです。
調査の背景と目的:喪主の負担軽減への示唆
本調査は、故人を失った悲しみの中で、遺された家族が直面する現実的な問題に焦点を当てています。葬儀後の手続きは、故人の生前の想いを尊重し、遺された人々の生活を再建するために不可欠ですが、その複雑さと煩雑さは、精神的にも肉体的にも大きな負担となることが指摘されています。特に、相続手続きや公的機関での手続きは、専門知識を要するものが多く、期限内に正確に遂行することが求められます。
「斎場白島会館」(https://www.so-gi.co.jp/)と株式会社NEXER Groupが共同で本調査を実施した目的は、これらの負担を定量的に把握し、どのようなサポートが実際に求められているのかを明らかにすることにありました。この調査結果は、葬儀業界や関連サービス提供者が、より利用者のニーズに即した支援を提供するための重要な示唆を与えるものといえるでしょう。
調査概要
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調査手法: インターネットでのアンケート
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調査期間: 2026年6月25日 ~ 7月3日
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調査対象者: 事前調査で「喪主を務めた、または葬儀を執り行った経験がある」と回答した全国の男女
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有効回答: 175サンプル
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質問内容:
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質問1:葬儀後に必要となる手続きや対応(法要、納骨、遺品整理、相続手続き、空き家対応など)について、あなたはどの程度ご存じですか?
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質問2:実際にあなたが経験した葬儀後の手続き・対応の中で、不安・負担に感じたことはなんですか?(複数選択可)
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質問3:最も不安・負担に感じたことと、その理由を教えてください。
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質問4:葬儀社が「葬儀後のサポート」(法要の手配、遺品整理、空き家の解体・売却、墓じまい、仏壇の供養、海洋散骨など)まで対応してくれる場合があることを、あなたはご存じでしたか?
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質問5:葬儀後のサポートとして「もっとこんなものがあれば安心」と思うものはどれですか?(複数選択可)
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質問6:その理由を教えてください。
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葬儀後の手続きに関する知識の実態:経験者でも「とても詳しい」はわずか2.9%
まず、葬儀後に必要となる手続きや対応について、どの程度知っているかを尋ねた結果は、多くの人がその全体像を十分に把握できていない現状を浮き彫りにしました。

質問1:葬儀後に必要となる手続きや対応(法要、納骨、遺品整理、相続手続き、空き家対応など)について、あなたはどの程度ご存じですか?

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「とても詳しく知っている」: 2.9%
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「ある程度知っている」: 72.0%
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「言葉は聞いたことがあるが、詳しくは知らない」: 15.4%
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「ほとんど知らない」: 9.7%
この結果で注目すべきは、回答者全員が実際に喪主を務めた、または葬儀を執り行った経験がある方々であるという点です。にもかかわらず、「とても詳しく知っている」と回答した方は3%程度にとどまりました。これは、一度葬儀を経験したとしても、その後の手続きの全容を完全に理解し、自信を持って対応できる人は極めて少ないことを示唆しています。
「ある程度知っている」が72.0%と多数を占めるものの、これは「細かな部分には自信がない」という状態を意味する可能性が高いです。具体的な手続きの進め方、必要書類、期限、専門家との連携など、実務レベルでの知識が不足している状況がうかがえます。故人を失った直後の精神的な混乱の中で、これらの複雑な手続きを自力で進めることの困難さは想像に難くありません。
知識不足の背景にある要因
知識不足の背景には、いくつかの要因が考えられます。
- 経験の頻度: 葬儀やそれに伴う手続きは、人生において何度も経験するものではありません。そのため、経験を積む機会が限定され、体系的な知識が蓄積されにくいのが実情です。
- 情報の断片性: 葬儀後の手続きに関する情報は、役所、税務署、金融機関、司法書士、弁護士など、多岐にわたる機関や専門家に分散しています。これらの情報を一元的に収集し、自身の状況に合わせて整理することは容易ではありません。
- 精神的負担: 故人を亡くした直後は、深い悲しみや喪失感、そして葬儀の準備や実施による疲労困憊の状態にあります。このような精神状態の中で、冷静かつ客観的に情報を収集し、判断を下すことは極めて困難です。
- 手続きの複雑性: 相続法、税法、民法など、多くの法的な知識が関わる手続きが多く、専門家でなければ理解が難しい内容も含まれます。また、遺産の内容や家族構成によって手続きが大きく異なるため、画一的な対応が難しい側面もあります。
これらの要因が複合的に作用し、たとえ経験者であっても、葬儀後の手続きの全体像を把握しきれていない現状を生み出しているといえるでしょう。
葬儀後に感じる具体的な負担:「相続手続き」が半数以上の回答
次に、実際に経験した葬儀後の手続きや対応の中で、不安や負担に感じたことを尋ねた結果は、喪主が直面する具体的な困難を明確に示しています。
質問2:実際にあなたが経験した葬儀後の手続き・対応の中で、不安・負担に感じたことはなんですか?(複数選択可)

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相続手続き(不動産・預貯金などの名義変更含む): 50.3%
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役所・公的機関での諸手続き(年金・健康保険の停止、公共料金など): 43.4%
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法要・年忌法要の手配: 40.6%
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遺品整理・家財の処分: 40.0%
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納骨・お墓の手配: 29.7%
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空き家・実家の管理や処分: 21.1%
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仏壇・仏具の処分や買い替え: 18.9%
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墓じまい・お墓の引っ越し: 13.1%
最も多かったのは「相続手続き(不動産・預貯金などの名義変更を含む)」で、半数以上の50.3%がこれを負担に感じていました。次いで「役所・公的機関での諸手続き」が43.4%、「法要・年忌法要の手配」が40.6%、「遺品整理・家財の処分」が40.0%と続いています。
これらの上位に並んだ項目は、いずれも期限の確認や専門知識が必要になる手続きです。特に相続手続きは、遺産分割協議、不動産の名義変更登記、預貯金口座の解約・名義変更、相続税の申告など、多岐にわたる複雑なプロセスを含みます。親族間の調整が必要となる場合も多く、精神的な負担も大きいことが容易に想像できます。
最も不安・負担に感じたこととその理由
回答者からは、具体的な不安や負担の声が寄せられています。
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「やることがたくさんありすぎるので相続が不安だった。」(30代・女性)
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「どんな手続きが必要なのか教えてもらうまで全然わからなかった。」(30代・女性)
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「親族を亡くした痛みと一緒の事務処理。」(40代・男性)
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「役所での手続きです。夫を急に亡くしたショック状態で役所へ行き、一日中色んな部署をたらい回しされて、精神的にも肉体的にもかなり疲れました。」(50代・女性)
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「気持ち上の問題です。グリーフ自体が辛い。」(50代・男性)
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「家の名義変更が大変だった。父親が10年前に亡くなり、母の名義になったんだが、母は脳梗塞で痴呆症になり手続きできなかった。そして母が亡くなったらややこしくなった。」(60代・男性)
これらの声からは、手続きそのものの複雑さに加え、「何から手をつければよいかわからない」という情報不足や、大切な人を亡くした直後の深い悲しみや混乱の中で事務処理に向き合わなければならない精神的なつらさが、大きな負担となっていることがうかがえます。特に、役所での手続きにおける「たらい回し」や、長期にわたる名義変更の困難さは、多くの人が経験する共通の課題であり、行政サービスの改善や一元的な情報提供の必要性を示唆しています。
葬儀社による事後サポートの認知度:6割以上が内容を十分に理解せず
葬儀後の手続きに多くの人が不安や負担を感じている一方で、それらを軽減し得る葬儀社のサポートサービスの認知度は低い現状が明らかになりました。
質問4:葬儀社が「葬儀後のサポート」(法要の手配、遺品整理、空き家の解体・売却、墓じまい、仏壇の供養、海洋散骨など)まで対応してくれる場合があることを、あなたはご存じでしたか?

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「知っており、実際に利用した」: 8.0%
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「知っていたが、利用はしなかった」: 26.3%
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「聞いたことはあるが、内容までは詳しく知らなかった」: 29.7%
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「まったく知らなかった」: 36.0%
この結果から、「まったく知らなかった」と回答した方が最も多く36.0%を占めました。さらに、「聞いたことはあるが、内容までは詳しく知らなかった」と合わせた場合、実に65.7%もの人が葬儀後のサポートについて十分に理解していなかったことになります。実際に利用した経験があるのはわずか8.0%に過ぎません。
多くの人が葬儀後の手続きに不安・負担を感じているにもかかわらず、その解決策となり得る葬儀社のサポートサービスが十分に認知されていない現状は、大きな課題です。認知度の低さは、利用者が適切な支援を受けられない一因となり、結果として喪主の負担をさらに増大させている可能性があります。
認知度向上のための提言
葬儀社が提供する事後サポートは、法要の手配、遺品整理、空き家対応、墓じまい、仏壇供養、海洋散骨など、多岐にわたります。これらは、専門知識や労力を要する手続きを代行したり、専門家と連携して支援したりするもので、喪主の負担を大幅に軽減する可能性を秘めています。
認知度を向上させるためには、葬儀の打ち合わせ段階から、これらの事後サポートについて積極的に情報提供を行うことが重要です。パンフレット、ウェブサイト、口頭での説明を通じて、具体的なサービス内容、費用、利用の流れなどを明確に伝える必要があります。また、葬儀後一定期間が経過した後に、改めて情報提供を行う「アフターフォロー」の仕組みも有効でしょう。これにより、悲しみの中で情報が頭に入りにくかった喪主が、落ち着いてからサポートの存在を知り、利用を検討する機会を得られるかもしれません。
求められるサポートの具体像:「時系列ガイド」と「相談窓口」への高いニーズ
最後に、葬儀後のサポートとして「もっとこんなものがあれば安心」と思うものを尋ねた結果は、喪主がどのような支援を具体的に求めているのかを明らかにしました。
質問5:葬儀後のサポートとして「もっとこんなものがあれば安心」と思うものはどれですか?(複数選択可)

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やるべき手続きを時系列で示してくれるガイドやチェックリスト: 44.0%
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いつでも相談できる窓口(電話・対面): 40.0%
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相続や手続きに詳しい専門士(弁護士・司法書士・税理士など)の紹介やアドバイス: 26.9%
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葬儀後の定期的な連絡・フォロー: 24.0%
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オンラインで相談できる仕組み: 23.4%
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遺品整理・空き家対応などの実作業を代行してくれるサービス: 19.4%
最も多かったのは、「やるべき手続きを時系列で示してくれるガイドやチェックリスト」で44.0%でした。次いで、「いつでも相談できる窓口(電話・対面)」が40.0%、「相続や手続きに詳しい専門士の紹介やアドバイス」が26.9%と続いています。
これらの結果から、多くの人が求めているのは、手続きそのものを完全に代行してもらうことよりも、「何を、いつ、どの順番で進めればよいか」という道しるべと、困ったときに相談できる場所であることがわかります。葬儀後は、多岐にわたる対応が重なる時期であり、情報が整理され、体系的に提供されることへのニーズが高いといえるでしょう。
各回答理由から見えてくるニーズ
それぞれの回答理由について、具体的な声が寄せられています。
「やるべき手続きを時系列で示してくれるガイドやチェックリスト」と回答した方
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「どれから行なっていいかなどを知りたかった。そのためのアドバイスがほしかった。」(40代・男性)
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「手続き自体は自分で出来るが、すべきことや優先順位が分からなかったから。」(60代・女性)
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「多くの手続きを期間内で整然とやる必要があり、それを時系列でサポートしてもらえると安心できる。」(80代・男性)
これらの声は、手続きの全体像が不明瞭であることや、優先順位付けの難しさが、喪主にとって大きなストレスとなっていることを示しています。ガイドやチェックリストは、この「何をすべきか」という根本的な疑問を解消し、計画的に手続きを進めるための羅針盤として機能するでしょう。
「いつでも相談できる窓口(電話・対面)」と回答した方
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「不安なことをいつでも相談できそうだから。」(30代・女性)
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「次から次へと難題が出てくるので、日頃から相談できるところがあると良い。」(60代・女性)
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「喪主としての初めての葬儀につきもののわからないだらけの状況では具体的に明確な答えを出してくれる窓口はありがたいと思うので。」(70代・男性)
「いつでも相談できる窓口」へのニーズは、喪主が抱える孤独感や、予期せぬ問題に直面した際の不安感の表れです。専門家による具体的なアドバイスだけでなく、共感を持って話を聞いてくれる存在そのものが、精神的な支えとなることが期待されます。
「相続や手続きに詳しい専門士(弁護士・司法書士・税理士など)の紹介やアドバイス」と回答した方
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「相続のことに興味はあっても無知だから。」(50代・女性)
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「自分で専門家を探すのは大変。」(60代・男性)
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「法律的なものは専門家にまかせるしかないから。」(70代・男性)
相続や法律に関する手続きは、専門知識が不可欠であり、誤った対応は後々のトラブルにつながる可能性もあります。しかし、どの専門家に相談すべきか、信頼できる専門家をどう見つけるか、といった点でハードルを感じている人が多いことがうかがえます。葬儀社が専門家との橋渡し役を担うことで、こうした負担を軽減できるでしょう。
これらのニーズは、喪主が手続きの過程で直面する「情報不足」「精神的孤立」「専門知識の壁」という3つの主要な課題に対応するものです。単なる代行サービスだけでなく、情報提供、精神的サポート、専門家へのアクセス支援といった多角的なサポートが求められているといえます。
まとめと今後の展望:喪主の負担軽減に向けた提言
今回の「葬儀後の負担に関する意識調査」は、故人を失った家族、特に喪主が直面する現実的な課題を浮き彫りにしました。調査結果を総合すると、以下の点が重要であると結論付けられます。
- 葬儀後の手続きに関する知識の不足: 喪主経験者であっても、手続きの全体像を「とても詳しく知っている」と回答した人はわずか2.9%にとどまりました。これは、複雑な手続きを前に、多くの人が手探りの状態で対応せざるを得ない現状を示しています。
- 「相続手続き」が最大の負担: 最も不安・負担に感じたこととして、半数以上の50.3%が「相続手続き」を挙げました。これに「役所・公的機関での諸手続き」「法要・年忌法要の手配」「遺品整理・家財の処分」が続きます。これらの手続きは、専門知識や時間、精神的な負担を伴うものであり、喪主の心身に大きな影響を与えています。
- 葬儀社の事後サポートの認知度不足: 葬儀社が提供する葬儀後のサポートについて、「まったく知らなかった」と回答した人は36.0%、「内容までは詳しく知らなかった」と合わせた場合65.7%に上りました。これは、利用可能な支援があるにもかかわらず、その情報が十分に届いていないことを示唆しています。
- 「時系列ガイド」と「相談窓口」への高いニーズ: 求められるサポートとしては、「やるべき手続きを時系列で示してくれるガイドやチェックリスト」(44.0%)と「いつでも相談できる窓口(電話・対面)」(40.0%)が上位を占めました。これは、手続きの全体像を把握し、困ったときにすぐに相談できる環境が強く求められていることを意味します。
これらの結果から、葬儀後の負担軽減のためには、情報提供の強化と、利用者に寄り添ったサポート体制の構築が不可欠であると考えられます。
喪主の負担軽減に向けた具体的な提言
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情報の一元化と体系化: 葬儀社や関連機関は、葬儀後の手続きに関する情報を、時系列で分かりやすくまとめたガイドやチェックリストとして提供することを強化すべきです。ウェブサイトでの公開、パンフレットの配布、個別の説明を通じて、喪主がいつでも必要な情報にアクセスできる環境を整備することが重要です。特に、故人の状況に応じたカスタマイズ可能な情報提供が望ましいでしょう。
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相談窓口の拡充: 電話や対面だけでなく、オンラインチャットやビデオ通話など、多様な形式での相談窓口を拡充することが求められます。専門知識を持つスタッフが常駐し、喪主の疑問や不安に迅速かつ丁寧に対応することで、精神的な孤立を防ぎ、手続きを円滑に進める手助けとなります。
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専門家連携の強化: 相続や法律に関する複雑な手続きに対応するため、弁護士、司法書士、税理士といった専門家との連携を強化し、必要に応じて喪主を適切な専門家へ紹介する仕組みを構築することが重要です。これにより、喪主自身が専門家を探す手間や、信頼できる専門家を見つける不安を軽減できます。
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事後サポートの積極的な周知: 葬儀社は、葬儀後のサポートサービスについて、葬儀の契約時だけでなく、葬儀後にも改めて情報提供を行うなど、多角的なアプローチでその存在と内容を周知徹底すべきです。これにより、悲しみの中で情報を見落としがちな喪主が、落ち着いてから支援を求めることができる機会を創出します。
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終活の一環としての事前準備の促進: 故人が生前に終活として、自身の財産や希望、葬儀後の手続きに関する情報を整理しておくことの重要性を社会全体で啓発することも、遺された家族の負担を軽減する上で極めて有効です。エンディングノートの活用や、専門家への事前相談を促す取り組みが期待されます。
今回の調査結果は、葬儀後の手続きが単なる事務処理ではなく、故人を偲び、遺された家族が新たな生活を再建するための重要なプロセスであることを改めて示しています。喪主がこれらの手続きに安心して向き合えるよう、社会全体で支え合う体制を構築していくことが、今後の重要な課題といえるでしょう。
<記事等でのご利用にあたって>
本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
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引用元が「株式会社NEXER Groupと斎場白島会館による調査」である旨の記載
【斎場白島会館について】
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住所: 〒730-0002 広島市中区白島中町4-20
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電話: 082-227-9988
【株式会社NEXER Groupについて】
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本社: 〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
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代表取締役: 宮田 裕也
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事業内容: SEO、Webブランディング、Web広告、サイト制作、メディア


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