調査サマリ:シニア層のお墓・供養への高い関心と具体的な悩み
本調査の結果、以下の主要な点が明らかになりました。
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約7割のシニア層がお墓や供養に何らかの関心: 『趣味人倶楽部』会員497人のうち、72.4%(360人)がお墓や供養について関心があると回答しており、これはシニア層にとって身近なテーマであることを示しています。
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現状認識は「まだ整理中でよく分からない」が最多: 回答者の35.6%が「まだ整理中でよく分からない」と回答しており、関心はあるものの、具体的な状況の整理に課題を抱えている実態が浮き彫りになりました。
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最大の懸念は「家族に負担をかけないか」: お墓に関して最も気になっていることとして、34.4%が「家族に負担をかけないか」を挙げており、残される家族への配慮が強く意識されていることが分かります。
これらの結果は、シニア層が自身の終末期に対する責任感と、家族への深い愛情を抱いていることを示唆しています。
お墓・供養への関心度:約7割が何らかの関心
調査では、お墓や供養のことを現在どの程度考えているかが問われました。その結果、「よく考えている」が22.7%、「時々気になっている」が31.8%、「最近少し気になり始めた」が17.9%となり、これらを合計すると72.4%のシニア層が何らかの形で関心を持っていることが判明しました。この数値は、お墓や供養がシニア層の生活において、非常に普遍的かつ重要なテーマであることを明確に示しています。
一方で、「よく考えている」と回答した層が22.7%にとどまっている点は注目に値します。これは、多くのシニア層が漠然とした関心は抱いているものの、具体的な検討や行動にまで至っていない可能性があることを示唆しています。情報提供や相談の機会を設ける際には、こうした関心の「温度差」を考慮したアプローチが求められるでしょう。
お墓に関する現状認識:「まだ整理中でよく分からない」が最多
現在のお墓に関する状況について尋ねたところ、「まだ整理中でよく分からない」と回答した人が35.6%で最も多くなりました。この結果は、お墓や供養に関心があっても、自身の状況を明確に言語化したり、具体的な選択肢を整理したりすることに難しさを感じているシニア層が多いことを示しています。終活というデリケートなテーマにおいて、情報が多岐にわたり、専門的な知識も必要となるため、自力での整理には限界があるのかもしれません。
次いで多かったのが「今あるお墓の今後を見直したい」で30.6%でした。これは、既存のお墓の継承問題や維持管理の負担など、具体的な課題に直面しているシニア層が少なくないことを示唆しています。墓じまいや改葬といった選択肢が注目される背景には、このような現実的なニーズが存在すると考えられます。

これらの結果から、シニア層が単に関心を持つだけでなく、その関心を具体的な行動に繋げるためのサポートや、現状整理を助けるための情報提供が強く求められていることが見て取れます。
お墓に関して気になっていること:最大の懸念は「家族への負担」
お墓に関して最も気になっていることを尋ねたところ、「家族に負担をかけないか」が34.4%で最多となりました。この結果は、シニア層が自身の終活を考える際に、残される家族への影響を最も重視していることを明確に示しています。お墓の維持管理費、遠方にあるお墓への墓参りの負担、あるいは将来的な承継者の問題など、多岐にわたる負担を家族にかけたくないという深い配慮が背景にあると考えられます。
次いで、「今あるお墓をどうするか悩んでいる」が28.4%、「費用感が分からない」が24.9%、「自分たちに合う供養の形が分からない」が12.3%と続きました。これらの悩みは、既存のお墓の問題、経済的な側面、そして多様化する供養の選択肢の中から最適なものを見つける難しさを示しています。特に「家族への負担」と「既存のお墓の扱い」が上位を占めていることから、シニア層が抱えるお墓に関する課題が、個人の問題に留まらず、家族全体に関わるものであることが浮き彫りになっています。

シニアDXラボ編集長の考察と提言
シニアDXラボ編集長は、今回の調査結果に対して深い考察を加えています。編集長は、お墓や供養への関心が一様ではなく、漠然とした関心から具体的な検討段階に至るまで、多様な温度差があることを指摘しています。また、「まだ整理中でよく分からない」という回答が最多であることから、関心があっても具体的な行動に移せていない層が大きいこと、そして「今あるお墓の今後を見直したい」というニーズも非常に高いことを強調しています。
さらに、関心を持つきっかけとして「今あるお墓の管理が気になっている」が最も多く、気になることでは「家族に負担をかけないか」が最多であったことから、シニア層がお墓の問題を自身の問題としてだけでなく、家族全体の問題として捉えていることが分かります。
これらの分析を踏まえ、編集長は相談の場を設計する際には、「(1)関心の温度、(2)家族負担への不安、(3)既存墓の見直し」という三つの要素を分けて捉えることが重要であると提言しています。この提言は、シニア層の多様なニーズに対応し、よりパーソナライズされたサポートを提供するための重要な指針となるでしょう。
シニア層向けの終活支援や関連サービスを提供する企業は、この提言を参考に、顧客の状況や悩みに合わせたきめ細やかな情報提供や相談体制を構築することが期待されます。
資料を通じて、さらに詳細な情報やマーケティング事例を確認することも可能です。
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調査概要
今回の調査は以下の要領で実施されました。
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調査名: お墓選びに関するアンケート
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調査方法: Webアンケート
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調査対象: 「趣味人倶楽部」会員
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有効回答数: 497人
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調査期間: 2026年4月18日〜2026年8月14日
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調査主体: 株式会社オースタンス
関連サービスと組織の紹介
趣味人倶楽部
『趣味人倶楽部』は、会員数42万人、月間3,000万PVを誇る国内最大級の中高年・シニア向けSNSです。50~70代の大人世代をメインユーザーとし、趣味を通じて繋がる匿名制のサービスを提供しています。コミュニティ、イベント、日記機能などを通じて、オンライン・オフラインを問わず活発な交流が生まれています。シニア層のリアルな声やニーズを捉える上で、貴重なプラットフォームとなっています。
趣味人倶楽部
株式会社オースタンス
株式会社オースタンスは、「歳を重ねて、楽しみがある人生に。」というビジョンを掲げ、シニア世代向けのサービスを展開しています。同社は、シニア世代向けサービスを展開する企業に対し、事業開発、システム開発、集客・グロース支援、CRM設計、CSサポート、調査リサーチ、ユーザー共創などを一気通貫で支援する法人向けサービスも提供しています。
オースタンス法人向けサービス
調査・研究機関「シニアDXラボ」
「シニアDXラボ」は、ITを活用してシニア世代の生活にポジティブな変化を生み出すための、未知の知見の発掘・提言をミッションとしています。株式会社オースタンスが運営する『趣味人倶楽部』で培われたシニアの行動データや課題解決の知見を元に、シニア研究の専門家が参画し、共同で研究を推進しています。今回の調査結果も、このラボの活動の一環として公開されました。
調査・研究機関「シニアDXラボ」
結論
今回の株式会社オースタンスによる調査は、シニア層がお墓や供養に対して高い関心を持ちつつも、具体的な行動への障壁や、家族への負担という深い懸念を抱えている実態を浮き彫りにしました。これらの知見は、今後ますます重要となるシニア市場において、的確なサービスや情報を提供するための基礎となるでしょう。シニア層の多様なニーズを理解し、彼らが安心して終活を進められるような社会的なサポート体制の構築が、今後も強く求められます。


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