大阪・能勢妙見山における「旧たなかや再生プロジェクト」始動:循環型社会実現に向けた新たな拠点構築

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大阪・能勢妙見山における「旧たなかや再生プロジェクト」始動:循環型社会実現に向けた新たな拠点構築

at FOREST株式会社が運営する循環葬® RETURN TO NATUREは、2026年9月15日より、大阪府能勢妙見山の大鳥居そばに位置する「旧たなかや」の再生プロジェクトを開始しました。このプロジェクトは、かつてうどん屋として利用されていた建物を、全9回のワークショップを通じて、循環葬に関心を持つ人々、地域住民、そしてDIY愛好家と共に「循環」を体感できる拠点へと再生することを目的としています。

旧たなかや再生プロジェクト告知

プロジェクト開始の背景と「循環」の概念

本プロジェクトは、単なる空き家再生やコミュニティ形成に留まらず、「循環」という根源的な思想を軸に据えています。自然界における循環は、森の中で生命が生まれ、育ち、そして還るというプロセスを通じて常に機能しています。この循環の概念を、人間社会、特に建物の利用と継承の文脈に応用することが、本プロジェクトの核となっています。

循環葬® RETURN TO NATUREが提唱する「死を循環の一部」として捉える視点は、死をタブー視せず、日常の中で語り合うことの重要性を示しています。この視点を、自然環境だけでなく、人々が集う建物の中においても育んでいくことが目指されています。その最初の実践の場として選ばれたのが、能勢妙見山の遊休資産であった「旧たなかや」です。

この建物は、その役目を終えた後も、新たな価値と意味を付与され、再び人々が集まる場所となる可能性を秘めています。所有に固執するのではなく、多様な人々が継続的に関与することで場を育む「関係的価値」という考え方は、循環葬の森づくりにおいても重視されてきた理念であり、この「旧たなかや」の再生においても同様に実践されます。

「Do It Together」の精神と協働

「旧たなかや再生プロジェクト」は、「みんなでつくろう」を合言葉に、関西を拠点に多くの空き家再生を手掛けてきたものづくり集団「TEAMクラプトン」との協働により推進されます。TEAMクラプトンは、施主や地域住民を巻き込みながら場を創り上げるDIT(Do It Together)という考え方を重視しており、この精神がプロジェクト全体に貫かれています。

特定の個人が所有し、完成させるという従来の方式ではなく、関与する人々それぞれの手によって少しずつ形を変え、進化していく「ひらかれた場」を創出することが意図されています。このDITのアプローチにより、参加者は掃除、解体、壁の補修、塗装、内装づくりといった具体的な作業を通じて、建物の再生プロセスに直接貢献することができます。DIYの経験の有無は問われず、初めての方や一人での参加も歓迎されており、多様な人々が協働することで新たな価値が生まれることが期待されます。

ワークショップの概要

本プロジェクトでは、以下の日程でワークショップが開催されます。各回、開催2日前まで申し込みが可能です。

  • 第1回:2026年10月11日(日) 掃除・解体

  • 第2回:2026年11月22日(日) 壁の下地・補修

  • 第3回:2026年12月12日(土) 天井塗装・外壁塗装

  • 第4回:2027年2月27日(土) アクセント壁とカウンター

5回目以降のワークショップ内容は、決定次第、ブランドサイトやSNSを通じて告知される予定です。参加は1回のみでも、複数回にわたる参加も可能です。

  • 開催時間:10:30~16:00

  • 参加対象:どなたでも参加可能

  • 定員:15名(先着順)

  • 参加費:1,000円(お弁当付き/当日現地にて現金で支払い)

  • 集合時間・場所

    • 専用車での送迎を利用の場合:能勢電鉄妙見線・ときわ台駅 10:00集合(終了後16:30頃、同駅まで送迎)

    • 自家用車で来場の場合:能勢妙見山山上駐車場 10:15集合(駐車場利用料500円)

  • 服装・持ち物:汚れてもよい長袖・長ズボン(サンダル・短パン不可)、手袋(ラバー付き)、マスク

イベントへの参加申し込みは、以下のリンクから行うことができます。
イベントへの参加申し込みはこちら

at FOREST株式会社と循環葬® RETURN TO NATURE

at FOREST株式会社は、2022年5月に設立され、兵庫県神戸市中央区に本社を置いています。同社が主要サービスとして提供する循環葬® RETURN TO NATUREは、「森と生きる・森に還る・森をつくる」を理念に掲げ、墓標を設けずに土壌学専門家の監修のもと、ご遺骨を森林に埋葬するサービスです。このサービスは、放置林を再生させた森を活動拠点とし、人間に必ず訪れる「死」を森づくりに結びつけることで、豊かな自然を未来世代に継承する、新たな墓の選択肢を提案しています。

また、人生の終焉を新たな始まりと捉え、現在と未来を見つめ直すためのイベントを企画・開催しています。サービスの売上の一部は森林保全団体に寄付されており、循環葬® RETURN TO NATUREの利用者が増加するほど、より広範な森林が保全されるという持続可能な仕組みを構築し、支援しています。

at FOREST株式会社の公式サイトは以下を参照ください。
at FOREST株式会社公式サイト

結び

「旧たなかや再生プロジェクト」は、遊休資産の有効活用、地域コミュニティの活性化、そして持続可能な社会の実現に向けた「循環」という普遍的な価値観を具現化する試みです。このプロジェクトを通じて、人々が「関わり続ける」ことの重要性、そして共同で何かを創造する喜びを体験し、新たな関係的価値が創出されることが期待されます。能勢妙見山におけるこの取り組みが、日本の他の地域における空き家問題解決や、より深い死生観の探求、そして循環型社会への移行を促進するモデルケースとなることが展望されます。

この記事を書いた人
終活専門ライター:榊原郁美
榊原 郁美

40代前半のウェブライター。関東在住。大学卒業後、出版社で編集アシスタントとしてキャリアをスタートし、記事制作や校正業務に携わる。その後、一般企業の広報部門へ転職し、社内外向けのコンテンツ制作や情報発信を担当。「読み手に伝わる文章」を追求する中でライティングスキルを磨く。

結婚・出産を機に働き方を見直し、在宅で活動できるフリーランスのウェブライターへ転身。現在は、ライフスタイル、子育て、ビジネス、キャリア、健康・美容など幅広いジャンルで執筆している。丁寧なリサーチと、読者目線に立ったやさしく分かりやすい文章に定評がある。

SEOを意識した記事構成やキーワード選定にも対応可能で、オウンドメディアやブログ記事、コラム執筆などを中心に活動中。クライアントの意図を汲み取りながら、信頼感のあるコンテンツ制作を心がけている。

趣味は読書と散歩、季節の料理づくり。日常の中にある小さな発見を大切にしながら、暮らしに寄り添う文章を発信している。

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