調査概要
本調査は、親子間における終活に関する意識と実態を明らかにするために、以下の要領で実施されました。
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調査日: 2026年6月26日
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調査対象: 親世代391名、子世代400名、合計791名(インターネット調査)
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親世代: 40代~80代で子供がいる方
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子世代: 40代~80代で親がご存命の方
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回答における留意事項: 回答者の視点を明確にするため、親世代向けには「親としての立場」、子世代向けには「子どもの立場」での回答を依頼。
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調査主管: 燦ホールディングス株式会社
この調査は、終活に対する親と子のそれぞれの視点から、その現状と課題を浮き彫りにすることを意図しています。
親子間の終活会話の実態:本音と現実のギャップ
会話経験の現状と本音の意向
調査結果は、終活に対する親子間の意識と実際の行動に大きなギャップがあることを示しています。

親子間で終活について話した経験を尋ねたところ、子世代では「話したことはないし、今のところ話す予定もない」が43.0%、「話したいがまだ話せていない」が17.5%となり、これらを合計すると60.5%が終活について十分に話せていないことが判明しました。同様に、親世代では「話したことはないし、今のところ話す予定もない」が46.0%、「話したいがまだ話せていない」が20.2%と、合計で66.2%が十分に話せていない状況が明らかになりました。この結果は、親子間での終活に関する具体的な対話が、依然として不足している現状を明確に示しています。


一方で、親子で終活について本音で話しておきたいかという問いに対しては、「とてもそう思う」と「ややそう思う」の合計が、親世代で58.8%、子世代で58.5%と、両世代ともに約6割が本音での対話を望んでいることが示されました。このことは、終活への関心や対話への意向は高いものの、実際の会話へと踏み出せていないという、複雑な実態を浮き彫りにしています。


会話の切り出しやすさと心理的障壁
終活の話題を親子で切り出すことに対する意識には、世代間で違いが見られます。「抵抗なく切り出せる」と回答した割合は、親世代で27.1%であったのに対し、子世代では15.3%に留まりました。この結果は、子世代にとって終活の話題を親に切り出すことへの心理的なハードルが、親世代が子に切り出すよりも高いことを示唆しています。


話題を切り出しにくいと感じる理由についても、世代間で異なる傾向が明らかになりました。
親世代では、「何から話せばよいかわからない」が32.7%と最も高く、次いで「お金や資産の話をしづらい」が29.9%、「重い空気になりそう」が28.0%と続きました。これは、親世代が具体的な会話の進め方や、金銭面に関するデリケートな側面、そして会話がもたらすであろう雰囲気への懸念を抱いていることを示しています。

一方、子世代では「お金や資産の話をしづらい」と「縁起が悪い気がする」がともに32.1%で最も高く、次いで「相手が嫌がりそう」が27.7%、「重い空気になりそう」が27.0%と続きました。子世代は、話題の内容そのものに加え、親の受け止め方や会話の場の雰囲気に対する配慮が強く影響していることがうかがえます。終活というテーマが持つ「死」や「別れ」といったネガティブな側面が、「縁起が悪い」という心理的な抵抗感につながっている可能性も考えられます。これらの結果から、終活の会話における切り出しにくさは、情報不足だけでなく、相手への配慮や心理的な負担が複合的に絡み合っていることが示唆されます。

メディアコンテンツが終活意識に与える影響
終活テーマのコンテンツ接触状況

直近1年間で、終活、老後、家族との死別、実家の整理などをテーマにした映画、ドラマ、ドキュメンタリー、ニュース、SNS投稿といったメディアコンテンツに触れたことがあるかを尋ねたところ、何らかのコンテンツに触れた経験がある人は、親世代で37.6%、子世代で39.0%でした。具体的な内訳を見ると、両世代ともに「テレビ番組・ニュース番組」が最も多く、親世代で21.2%、子世代で20.8%でした。その他、ドラマ、ドキュメンタリー、映画なども一定の割合で視聴されており、メディアが終活に関する情報を提供する重要なチャネルとなっていることが示唆されます。

印象の変化と「自分ごと化」の促進
これらの終活テーマのコンテンツに触れた人々に対し、終活への印象がどのように変化したかを尋ねたところ、「前向きな準備だと感じるようになった」「自分事・家族事として考えるようになった」「親子で話す必要性を感じた」の合計が、親世代で62.6%、子世代で62.8%に達しました。この結果は、映画やドラマ、ニュースといったメディアが、終活というテーマを抽象的なものから「自分自身や家族にも関係のある具体的な事柄」として捉え直すきっかけを提供していることを強く示唆しています。物語性のあるコンテンツや、実際の事例に基づいたニュースは、視聴者の共感を呼び、終活に対する心理的な障壁を低減する効果があると考えられます。

![Q6. <親世代> [Q5で触れたことがあると回答した方へ伺います。] そうしたエンタメ作品や 情報に触れて、終活への印象は変わりましたか。n=147](/wp-content/uploads/2026/08/8363904aa21f0a944bd4cdde3a3dafd6_resized_converted.jpg)
![Q6.<子世代> [Q5で触れたことがあると回答した方へ伺います。] そうしたエンタメ作品や情報に触れて、終活への印象は変わりましたか。 n=156](/wp-content/uploads/2026/08/38bdb6f2a648cff2b337ff1108b39fbc_resized_converted.jpg)
会話のきっかけとしてのエンタメ作品の可能性
映画やドラマなどの話題や感想をきっかけにすると、親子で終活の会話を切り出しやすいと思う人は、親世代で36.8%、子世代で36.3%でした。この結果は、直接的に終活の話題を切り出すことに抵抗がある場合でも、間接的なアプローチとしてエンタメ作品が有効である可能性を示唆しています。例えば、「あのドラマの登場人物が終活を始めたけど、どう思う?」「もし私たちだったら、どうしたいかな?」といった形で、具体的なストーリーを参考にしながら、重くなりがちな話題を日常的な会話へと引き寄せる効果が期待できます。これは、終活に対する心理的なハードルを下げるための重要な「入口づくり」となり得ると考えられます。


会話のきっかけと具体的なテーマ
エンタメ作品の話題をきっかけに親子で話すとしたら、どの内容なら話しやすいかという問いに対しては、世代間で異なる優先順位が見られました。
親世代では、「財産・相続」が30.7%で最も高く、次いで「葬儀の形式・場所・費用」が27.4%、「お墓・供養」が25.1%と続きました。これは、親世代が自身の死後に関する具体的な手配や、家族に残すものについて、関心が高いことを示しています。エンタメ作品が、これらの具体的なテーマについて話し合うための橋渡し役となる可能性を秘めていると言えるでしょう。

一方、子世代では「話しやすいものはない」が33.3%で最多となりました。この結果は、子世代が終活というテーマ自体に、依然として強い話しにくさを感じていることを示唆しています。しかし、その一方で、「葬儀の形式・場所・費用」が28.0%、「実家や持ち物の整理」が20.3%、「お墓・供養」が19.3%と、具体的な項目には一定の回答が集まりました。このことから、終活全体を漠然と捉えるのではなく、葬儀や実家整理、お墓・供養といった、より生活に密着した具体的なテーマから会話を始めることで、親の希望や考えを少しずつ確認していくアプローチが有効であると考えられます。

終活は、葬儀、相続、介護、お墓といった多岐にわたるテーマを一度に話そうとすると、その重さから会話を始めるハードルが高くなりがちです。したがって、今回の調査結果は、エンタメ作品やニュースで見た具体的な場面、あるいは帰省や家族の近況、実家の片付けといった日常の中の接点を活用し、葬儀の形式や費用、財産・相続、お墓・供養といった具体的なテーマへと、段階的に会話を進めることが重要であることを示唆しています。このようなアプローチは、親子が互いの希望や価値観を共有するための第一歩となり、最終的には後悔のないライフエンディングを迎えられるための準備につながると考えられます。
結論:今後の終活コミュニケーションへの提言
本調査により、終活への関心は高まっているものの、親子間での具体的な会話が不足している現状が浮き彫りになりました。特に、メディアコンテンツが終活を「自分ごと化」する有効なきっかけとなること、そしてエンタメ作品が会話の切り出しにくい話題に対する緩衝材となり得ることが示されました。しかし、子世代においては、依然として終活の話題を切り出すことへの抵抗感が強く、具体的な会話テーマにおいても「話しやすいものはない」と回答する割合が高いという課題も残されています。
今後の終活コミュニケーションを促進するためには、以下の点が重要であると提言されます。
- メディアの積極的な活用: 終活テーマの映画、ドラマ、ドキュメンタリー、ニュースなどを通じて、終活の重要性を啓発し、多くの人が「自分ごと化」できる機会を増やすこと。
- 会話の「入口づくり」の工夫: 直接的な終活の話題ではなく、メディアで見た内容や、日常の出来事をきっかけとして、間接的に終活に関連する話題に触れる機会を創出すること。
- 具体的なテーマからのアプローチ: 終活全体を一度に話そうとするのではなく、葬儀の形式や費用、実家の整理、お墓・供養といった、より具体的な、生活に密着したテーマから段階的に話し始めること。
- 心理的障壁の軽減: 「縁起が悪い」「重い空気になりそう」といった心理的な抵抗感を払拭するため、終活が「残される家族への配慮」や「自分らしい人生の完結」といった前向きな意味を持つことを、社会全体で啓発していくこと。
これらの取り組みを通じて、親子が終活について自然に話し合える環境を整備し、後悔のないライフエンディングを迎えられる社会の実現に貢献することが期待されます。
燦ホールディングス株式会社について

燦ホールディングス株式会社は、東証プライム市場に上場する全国展開の専業葬儀事業者であり、葬祭業界のリーディングカンパニーとして、90年以上にわたり人々の「最後」と真摯に向き合ってきました。同社は「まごころ」をもって故人を見送る時間を大切にし、シニア世代とその家族一人ひとりの人生に寄り添いながら、葬儀が人生の最終章を締めくくるかけがえのない儀式であるというメッセージを伝えています。
また、ライフエンディングに対する啓蒙活動にも積極的に取り組み、ご本人とご家族が安心して最後を迎えるため、社会全体でその準備を支えられる未来を目指しています。人生100年時代を生きるすべての人にとって、「最後の時間が愛と敬意に包まれる社会」の実現に貢献していくことを企業理念として掲げています。
企業情報:
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企業名: 燦ホールディングス株式会社
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東京本社: 東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル西館14F
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TEL: 03-5770-3301(代表)
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大阪本社: 大阪市北区天神橋4-6-39
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TEL: 06-6208-3331(代表)
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設立: 1944年(昭和19年)10月2日(創業1932年8月)
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資本金: 25億6,815万円
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従業員数: 54名(単体)、1,153名(連結)(2025年3月末現在)
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事業内容: 持株会社事業、不動産事業、管理業務受託事業
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主要取引銀行: 三井住友銀行、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、みずほ銀行
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公式サイト: https://www.san-hd.co.jp/
燦ホールディングスグループ:
持株会社事業、不動産事業、管理業務受託事業
- 燦ホールディングス株式会社
葬儀事業
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株式会社公益社
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株式会社葬仙
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株式会社タルイ
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株式会社きずなホールディングス
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株式会社家族葬のファミーユ
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株式会社花駒
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株式会社備前屋
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こころネット株式会社
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株式会社たまのや
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株式会社北関東互助センター
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株式会社喜月堂セレオ
その他事業
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エクセル・サポート・サービス株式会社
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株式会社クニカネクスト
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ライフフォワード株式会社
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カンノ・トレーディング株式会社
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株式会社フルール
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株式会社ハートライン


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