都立霊園利用希望者向け一貫サポート「都立霊園まるごとサポートセンター」開設のお知らせ

終活

都立霊園の現状と利用の複雑性

令和8年度の都立霊園使用者募集は、募集総数6,903か所(体)と発表されており、申込期間は令和8年6月12日(金)から7月3日(金)までの約3週間です。抽選日は8月14日(金)に設定されています。

都立霊園は、東京都が設置・管理する公営霊園として、その安定した管理体制、都心部を含む優れた立地、そして一般墓所から合葬・樹林型まで多様な選択肢が提供されている点で、多くの都民から高い関心を集めています。しかしながら、その利用には複数の複雑な条件が存在します。具体的には、申込区分、居住要件、遺骨の状況、祭祀主宰者の確認など、多岐にわたる条件を事前に詳細に確認する必要があります。

特に、当選後の書類審査は厳格であり、申込資格の不備や必要書類の期限内提出ができない場合、せっかく当選しても使用資格を喪失するリスクがあります。東京都公園協会の案内でも、資格不足による失格者が毎年発生していることが注意喚起されており、この複雑さが利用希望者にとって大きな障壁となっている実態がうかがえます。

都立雑司ヶ谷霊園
都立雑司ヶ谷霊園

都立青山霊園
都立青山霊園

都立八王子霊園
都立八王子霊園

「都立霊園まるごとサポートセンター」の提供価値

「都立霊園まるごとサポートセンター」の最大の特徴は、都立霊園の申込み前から納骨後までを一貫して伴走支援する点にあります。同センターは、単に申込手続きを代行するだけでなく、墓石販売を前提としない中立的な立場から、利用者の個別の状況に深く寄り添ったサポートを提供します。

具体的には、利用者の家族構成、遺骨の状況、希望する供養の形、将来的な承継に関する不安、予算感などを丁寧にヒアリングし、その情報に基づいて最適な都立霊園の選択肢を整理します。行政書士としての官公署提出書類に関する専門知識と、葬祭カウンセラーとしての遺族や終活世代の心情に寄り添う姿勢を兼ね備えることで、「お墓を持つこと」という物理的な側面だけでなく、「亡き人をどのように供養したいか」という本質的な願いの実現までを総合的に支援します。

主なサポート内容

「都立霊園まるごとサポートセンター」が提供する主な支援内容は以下の通りです。

  • 都立霊園の申込資格、申込区分、対象施設の確認

  • 一般埋蔵施設、芝生埋蔵施設、立体埋蔵施設、合葬埋蔵施設、樹林型合葬埋蔵施設などの比較説明

  • 希望条件、家族状況、承継予定の有無に応じた申込区分の整理

  • 申込書類・添付書類の確認、記入サポート

  • 当選後の書類審査、面談、使用許可証取得に向けたサポート

  • 建墓が必要な場合の石材店取次ぎ

  • 改葬、一時収蔵、納骨に関する相談

  • 落選時の翌年度再申込みや別の供養方法の検討支援

承継不要型墓地への高まるニーズと「タイプ診断」の提供

近年、少子高齢化や家族形態の変化に伴い、「子どもや親族に墓守の負担を残したくない」という意向から、合葬埋蔵施設や樹林型合葬埋蔵施設といった、いわゆる“承継不要型”のお墓への関心が顕著に高まっています。令和7年度の公募受付状況を見ると、一般埋蔵施設などの倍率が2.9倍であったのに対し、合葬埋蔵施設は6.8倍、樹林型合葬埋蔵施設は3.1倍を記録しました。特に合葬埋蔵施設では、募集数2,430体に対して受付数16,557体にのぼり、「お墓は欲しいが、将来の承継に不安がある」という都民の切実なニーズが明確に表れています。令和8年度においては、この合葬の枠が大幅に増加していることが発表されています。

都立霊園は多様な埋葬方法を提供している一方で、利用希望者にとっては「どれを選べばよいのか」が非常に分かりにくい制度であるという課題も存在します。手元に遺骨があるか、地方のお墓を改葬したいのか、生前申込みを希望するのか、一般墓所を希望するのか、合葬・樹林型を希望するのかといった個別の状況によって、申し込める霊園や申込区分が異なります。また、八柱霊園の一部区分では松戸市民も対象となるなど、施設ごとに異なる条件が存在するため、事前の詳細な確認が不可欠です。

このような複雑な状況に対応するため、「都立霊園まるごとサポートセンター」では、サービスサイト上に【1分でわかる 都立霊園タイプ診断】を設置しました。この診断ツールでは、以下の質問に答えることで、利用者の状況に合致する都立霊園のタイプを迅速に確認できます。

  • 手元に遺骨があるか

  • 改葬を検討しているか

  • 生前申込みを希望しているか

  • 将来の承継者がいるか

  • 墓石を建てるお墓を希望するか

  • 合葬や樹林型など承継不要型を検討したいか

  • 希望するエリアや霊園があるか

この診断結果に基づき、一般埋蔵施設、芝生埋蔵施設、立体埋蔵施設、合葬埋蔵施設、樹林型合葬埋蔵施設などの中から、利用者に適した霊園の候補、料金、過去の倍率といった情報が得られます。さらに、個別相談では、行政書士と葬祭カウンセラーの両視点から、申込資格、必要書類、当選後の手続きまでを丁寧に確認し、利用者の不安解消に努めます。

株式会社おはかんりは、墓石販売を前提としない中立的な立場から多様な選択肢を提示することで、都立霊園に関する専門知識を分かりやすく提供します。「お墓を持つこと」という形式的な視点に留まらず、「亡き人をどのように供養したいか」という本質的な視点から、利用者一人ひとりに最適な選択を支援してまいります。

株式会社おはかんり 代表・行政書士 長谷部美子氏のコメント

株式会社おはかんりの代表であり行政書士を務める長谷部美子氏は、今回のサービス開始にあたり、以下のコメントを寄せています。

「東京都民のためのお墓には、想像以上に多様な選択肢が存在することをご存知でしょうか。歴史ある8つの都立霊園は、公営であるからこそ永続的な運営管理が約束されており、安心して利用できます。また、都心の一等地に墓所を持つことも夢ではありません。承継者がいなかったり、ご予算が限られていたりする場合でも、それぞれの状況や願いに合致するお墓が見つかる可能性は大いにあります。

しかしながら、申込手続きの複雑さや、要件確認の厳しさから、多くの人々が都立霊園を選択肢に加えることなくお墓探しを終えてしまう現状があり、これは非常にもったいないことであると感じています。私自身、行政書士として官公署へ提出する書類作成の専門家であり、カウンセリングを通じて利用者の要件と希望を的確に把握し、当選後を見据えた不備のない申込みを完了させるための支援を行います。同時に、葬祭カウンセラーとして、ご遺族それぞれの供養のあり方に深く寄り添い、丁寧な対応を心がけています。

人気の墓地タイプは抽選倍率が高くなる傾向にありますが、決して手の届かない数字ではありませんし、申込み自体は何度でも挑戦することが可能です。すでにお墓を探されている方にとっては、検討する価値が十分にあるでしょう。また、現時点でお墓探しをしていない方も、まずはどのようなお墓が選択できるのかを知っておくことで、将来的な安心につながると考えます。ぜひ、おはかんりの都立霊園まるごとサポートセンターにアクセスし、まずはご相談いただければと存じます。」

長谷部美子氏のポートレート

サービス概要

サービス名

都立霊園まるごとサポート(オンライン・電話/書類審査以降は対面対応可)

サービス内容

お墓・供養に関する相談支援、都立霊園申込み支援、改葬・納骨等のサポート

サービスサイト

都立霊園まるごとサポートセンター | おはかんり
都立霊園にお墓が欲しい東京都民(一部松戸市民)の方限定! 都立霊園まるごとサポートセンター 〜申込み手続きから使用許可証取得・納骨まで、行政書士が一貫してサポート〜 令和8年度 申込受付期間:6月12日(金)〜7月3日(金) 募集総数:6,

一般の方からのお問い合わせ先

info@ohakanri.net または LINE公式アカウント@ohakanri

料金体系

サービス 内容・サポート時期 料金(税込)
①都立霊園はじめの相談 30分オンライン相談(6月中) 1,000円(②に進む場合サービス料に充当)
②申込み手続きサポートプラン 要件確認・施設選択・申込まで(~7月3日〆切まで) 16,500円(※モニター価格)
③使用許可証取得サポート(②継続・郵送審査) 書類審査対応〜使用許可証交付まで(9月~12月) 16,500円(※モニター価格)
③使用許可証取得サポート(②継続・対面審査) 同上 27,500円(※モニター価格)
③のみ・郵送審査 同上 33,000円
③のみ・対面審査 同上 55,000円
④建墓~納骨 提携石材店を取り次ぎ ※ご希望により伴走・代行、納骨までのお手伝い等も承ります。 お見積り
改葬許可証の取得 改葬許可申請の代行(行政書士業務) 33,000円(1ご遺骨の場合)~ ※別途実費を申し受けます
落選後サポート 翌年再挑戦・民間霊園等ご案内 別途ご相談

※令和8年度サービス開始にあたり、②申込み手続きサポートおよび当選後に③を継続した方に限り、モニター価格で半額となります。

株式会社おはかんりについて

株式会社おはかんりは、「お墓を、自由で身近な存在にする」というコンセプトのもと、お墓に関するコンテンツの提供やお墓のデジタル管理ツールの開発を目的に、2024年12月に設立されました。少子高齢化と多死社会の進行、家族形態やライフスタイルの多様化に伴い、お墓の継承や管理をめぐる課題は複雑化しています。同社は、これまで慣習や家族の役割に委ねられがちであったお墓の管理を、健康管理や資産管理のように個人が主体的に行えるものへと再定義することを目指しています。

現在、同社は個々のお墓に関する課題整理や状況把握を目的とした「お墓のモヤモヤ相談」窓口を開設しているほか、利用者の決定や最適な解決策を尊重した墓じまいやお墓探しの伴走サポートも提供しています。また、複数のお墓の情報やお墓参りの記録などを管理・共有するためのウェブアプリ「おはかんり®」を構想中です。将来的には、墓地・霊園や関連事業者をつなぐプラットフォームを構築し、お墓をめぐる社会課題の解決に貢献していくことを目指しています。

会社概要

  • 社名: 株式会社おはかんり

  • 代表者: 長谷部 美子

  • 所在地: 東京都江東区白河2-14-2-206

  • 設立: 2024年12月

  • 事業内容:

    • お墓の管理ツール「おはかんり®」の開発・提供

    • お墓の情報メディアの企画・運営

    • お墓・葬祭等に関する相談・情報の提供

  • HP: https://ohakanri.net/

この記事を書いた人
終活専門ライター:榊原郁美
榊原 郁美

40代前半のウェブライター。関東在住。大学卒業後、出版社で編集アシスタントとしてキャリアをスタートし、記事制作や校正業務に携わる。その後、一般企業の広報部門へ転職し、社内外向けのコンテンツ制作や情報発信を担当。「読み手に伝わる文章」を追求する中でライティングスキルを磨く。

結婚・出産を機に働き方を見直し、在宅で活動できるフリーランスのウェブライターへ転身。現在は、ライフスタイル、子育て、ビジネス、キャリア、健康・美容など幅広いジャンルで執筆している。丁寧なリサーチと、読者目線に立ったやさしく分かりやすい文章に定評がある。

SEOを意識した記事構成やキーワード選定にも対応可能で、オウンドメディアやブログ記事、コラム執筆などを中心に活動中。クライアントの意図を汲み取りながら、信頼感のあるコンテンツ制作を心がけている。

趣味は読書と散歩、季節の料理づくり。日常の中にある小さな発見を大切にしながら、暮らしに寄り添う文章を発信している。

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