循環葬®︎RETURN TO NATUREが「都市と循環2026」に登壇:『死を包摂する都市』の実現に向けた展示と対話

終活

導入:都市の未来を問う「都市と循環2026」に循環葬®︎RETURN TO NATUREが参加

2026年5月14日から16日まで京都で開催される「都市と循環2026」に、at FOREST株式会社が展開する循環葬®︎「RETURN TO NATURE」が出展・登壇します。このイベントは「都市は発酵するか?」を問いの中心に据え、都市の持続可能な発展と再生のあり方を多角的に探るカンファレンス&フェスティバルです。
at FORESTは、人間の普遍的な営みである「死」を起点とし、ご遺骨を自然に還す循環葬の実践を通じて、都市と自然、そして個人と地域の関係性を再構築する試みとして参加します。
イベントの詳細はこちら: https://cccf.jp/

都市と循環 Circular Cities Conference & Festival 2026.5.14 - 5.16 in KYOTO RETURN TO NATUREのポスターと、森の中で木に触れ、上を見上げる女性の姿

「都市と循環」:持続可能な都市の探求

「都市と循環」は、“循環”をキーワードに、建築、食、環境、教育など多様な分野の専門家が集結し、未来の都市像を議論する継続的なフェスティバルです。2023年から毎年開催され、都市が抱える様々な課題に対し、循環型社会への転換という視点から解決策が模索されてきました。

2026年のサブタイトル「都市は発酵するのか?」は、都市が時間を経てより有益な形へと変化していくプロセス、すなわち「発酵」になぞらえ、そのために必要な営みや選択について深く考察することを意図しています。これは、都市が単なる機能的な集合体ではなく、生命体のように自己組織化し、持続的に価値を生み出す可能性を問いかけるものです。

「死を包摂する都市」へのアプローチ:展示とトークセッション

at FORESTは、ケアや死に関する実践・研究を行うDeep Care Labと連携し、展示とトークセッションの二つの側面から「死を包摂する都市」の可能性を提示します。「死を包摂する都市」とは、人間の生老病死といった普遍的なサイクルを都市のシステムや文化の中に組み込み、死をタブー視せず、自然な一部として受け入れることで、より人間的でコンパッション(思いやり)に満ちた都市空間を創造しようとする概念です。

展示:能勢妙見山の「循環葬の森」を体感する空間

  • 会期: 2026年5月14日(木)〜16日(土)

展示空間は、循環葬®︎の発祥地である大阪・能勢妙見山の「循環葬の森」を再現するような構成となります。来場者が「死」と「いのちの循環」に直感的に触れ、深く考えるきっかけを提供することを目指します。問いかけのスペースが設けられ、来場者自身の死生観や、都市における死のあり方について考察を促します。この展示は、単なる情報提供に留まらず、参加者の五感に訴えかけ、内省を促す体験型の場となることが期待されます。

日光が差し込む屋外の風景。土の上に鮮やかな緑色の苔が生い茂り、その奥には細い木の幹が見える。手前の葉はぼかされており、自然の奥行きを感じさせる。

トークセッション:死と循環「死を包摂する都市とは」

  • 日程: 2026年5月15日(金)10:30〜

  • テーマ: 死と循環「死を包摂する都市とは」

このセッションでは、人の死から自然やモノの終焉まで、あらゆる「終わり」を都市の文化の中に「循環」として実装する「コンパッション都市」の概念を深掘りします。従来の死に対するアプローチが、死を施設(ハード)に閉じ込める傾向にあったのに対し、都市の文化(OS)として死を包摂する可能性を探ります。登壇者は、実践者の視点から、都市や事業の中での具体的な実装可能性について議論を展開します。

  • 登壇者:

    • 小池友紀氏(at FOREST 株式会社 代表取締役/CEO)

    • 川地真史氏(一般社団法人Deep Care Lab代表理事/公共とデザイン共同代表)

  • 対象者:

    • 自然と都市のつながりに興味がある方

    • 循環経済・ウェルネス領域の最新事例を知りたい方

    • 循環葬®︎に興味のある方

このトークセッションは、現代社会における死生観の変容と、それに対応する都市のあり方について、新たな視点を提供する重要な機会となるでしょう。

登壇者プロフィール詳細

小池友紀氏(at FOREST 株式会社 代表取締役/CEO)

自然豊かな森の中で、茶色のジャケットと紫のシャツを着用し、眼鏡をかけた女性が穏やかな表情で佇んでいます。
小池氏は、自身の両親の墓の引越しを経験したことを契機に、死と森づくりを融合させた新しい葬送の形である「循環葬®︎」を考案しました。2022年にat FOREST株式会社を神戸市に設立し、この革新的なサービスを社会に提供しています。循環葬®︎の第一拠点となる森を大阪・能勢に開設し、その活動は高く評価されています。2024年にはForbes JAPANの「RISING STAR AWARD 2024」を受賞し、その先見性と社会貢献性が認められました。2025年には千葉・南房総に第二拠点の森を開設し、さらに活動範囲を広げています。また、「GOOD DESIGN賞」および「WOOD DESIGN賞」を受賞しており、デザイン性、持続可能性、社会性において高い評価を得ています。小池氏の実践は、現代社会における終活の選択肢を広げ、自然との共生という視点から死生観に新たな価値を提示しています。

川地真史氏(一般社団法人Deep Care Lab代表理事/公共とデザイン共同代表)

森の中でベージュのシャツを着た男性が優しい笑顔を見せているポートレート写真です。自然光が差し込む穏やかな雰囲気です。
川地氏は、Aalto大学CoDesign修士課程を修了し、フィンランドでソーシャルイノベーションの研究を進めてきました。2021年には、公共とデザインおよびDeep Care Labという二つの法人を設立し、社会課題解決に向けた実践的な活動を展開しています。彼の活動テーマは、「マルチスピーシーズとの協働デザインとケア」という概念を基盤とした「相互ケア」の社会実装です。これは、人間だけでなく、多様な生命体や自然生態系、さらには歴史や未来といった時間軸までを包摂する広範なケアのあり方を指します。著書に『マルチスピーシーズとの協働デザインとケア』(思想2022年10月号)、共著に『クリエイティブデモクラシー』(BNN出版)があり、その理論的・実践的な知見は多岐にわたります。應典院プログラムディレクターを務めるほか、「修行者見習い」というユニークな肩書きも持ち、実践と探求を深める姿勢を示しています。川地氏の専門性は、今回の「死を包摂する都市」というテーマに対し、広範な生命観とケアの視点から多角的な洞察をもたらすことが期待されます。

循環葬®︎RETURN TO NATUREの理念と社会貢献

循環葬®︎RETURN TO NATUREは、「森と生きる・森に還る・森をつくる」を合言葉に、墓標や人工物を残さずに、ご遺骨を森林に埋葬するサービスです。このサービスは、土壌学の専門家が監修し、自然環境への影響を最小限に抑えつつ、ご遺骨が自然の循環システムに組み込まれることを目指しています。放置された森林を再生・活用し、それを循環葬®︎の拠点とすることで、森林保全と地域活性化にも貢献しています。誰にでも訪れる「死」という普遍的な出来事を、森づくりというポジティブな行動に結びつけることで、豊かな自然を未来世代に継承する新たな選択肢を提供しています。循環葬®︎は単なる葬送方法に留まらず、人生の終わりを新たな始まりとして捉え直し、今と未来を見つめ直す機会を提供するイベントも開催しています。さらに、サービスの売上の一部は森林保全団体に寄付される仕組みが構築されています。これにより、循環葬®︎の利用者が増えるほど、より多くの豊かな森が育まれるという好循環を生み出しています。この取り組みは、持続可能な社会の実現に向けた具体的なアクションであり、終活における環境配慮型の選択肢としても注目されています。

at FOREST株式会社:ミッションと今後の展望

白地に黒い文字で「at FOREST」と書かれたロゴ画像です。「at」は筆記体、「FOREST」は太字のゴシック体で表現されており、シンプルで視認性の高いデザインです。

  • 名称: at FOREST株式会社

  • 所在地: 兵庫県神戸市中央区浪花町56 KiP内

  • 代表者: 小池友紀

  • 設立: 2022年5月

  • 主要サービス: 循環葬RETURN TO NATUREの監修・業務運営

  • 公式サイト: https://returntonature.jp

at FORESTは、「未来に豊かな森を残す」というミッションを掲げ、循環葬®︎RETURN TO NATUREを通じて社会に貢献しています。このミッションを共に推進する仲間を積極的に募集しており、多様なポジションで採用を強化しています。採用情報はこちら: https://www.notion.so/at-FOREST-25e4fd8d5ea780c3b190fbd4dd3473e4
同社は、終活のあり方、自然との共生、そして持続可能な社会の構築という現代的課題に対し、革新的なソリューションを提供し続けています。「都市と循環2026」への参加は、その活動をさらに広め、より多くの人々との対話を通じて、社会全体の意識変革を促す重要なステップとなるでしょう。

イベント概要

  • 名称: 都市と循環 Circular Cities Conference & Festival 2026

  • 内容: カンファレンス+展示会+交流会その他

  • 日程: 2026年5月14日(木)、15日(金)、16日(土) 3日間

  • 会場: 旧・京都市児童福祉センター(京都・二条)

  • 主催: 「都市と循環」実行委員会(窓口/R不動産株式会社)

  • 共催: 京都市

  • イベントの詳細: https://cccf.jp/

結論:終活と都市の未来を繋ぐ循環葬®︎

「都市と循環2026」における循環葬®︎RETURN TO NATUREの出展・登壇は、現代社会における終活の概念を、個人の選択に留まらず、都市全体の持続可能性や自然との共生という大きな文脈で捉え直す機会を提供します。「死を包摂する都市」というビジョンは、死をタブー視せず、生命の循環の一部として受け入れることで、より豊かで思いやりのある社会を築く可能性を示唆しています。循環葬®︎の実践は、個人の終末期における選択が、森林の再生や生態系の保全といった地球規模の課題に貢献し得ることを具体的に示しています。このイベントを通じて、参加者は自身の死生観と向き合い、都市と自然の新たな関係性、そして持続可能な未来への貢献について深く考えるきっかけを得ることでしょう。at FOREST株式会社とDeep Care Labの協働は、理論と実践を結びつけ、具体的な社会実装に向けた議論を加速させることに貢献すると期待されます。

この記事を書いた人
終活専門ライター:榊原郁美
榊原 郁美

40代前半のウェブライター。関東在住。大学卒業後、出版社で編集アシスタントとしてキャリアをスタートし、記事制作や校正業務に携わる。その後、一般企業の広報部門へ転職し、社内外向けのコンテンツ制作や情報発信を担当。「読み手に伝わる文章」を追求する中でライティングスキルを磨く。

結婚・出産を機に働き方を見直し、在宅で活動できるフリーランスのウェブライターへ転身。現在は、ライフスタイル、子育て、ビジネス、キャリア、健康・美容など幅広いジャンルで執筆している。丁寧なリサーチと、読者目線に立ったやさしく分かりやすい文章に定評がある。

SEOを意識した記事構成やキーワード選定にも対応可能で、オウンドメディアやブログ記事、コラム執筆などを中心に活動中。クライアントの意図を汲み取りながら、信頼感のあるコンテンツ制作を心がけている。

趣味は読書と散歩、季節の料理づくり。日常の中にある小さな発見を大切にしながら、暮らしに寄り添う文章を発信している。

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