はじめに
令和8年8月7日、大阪メモリアルパーク古墳墓において、株式会社前方後円墳と大阪メモリアルパーク販売株式会社が共同で「親子で古墳のお掃除イベント」を開催しました。このイベントは、古墳墓の契約者および見学者の家族を対象とし、普段は水が湛えられている古墳墓の水壕(みずぼり)の水を抜き、参加者が自らの手で石積みや壕の底を清掃するという、お墓参りの新しい形を提案するものです。

イベント開催の背景:お墓の価値観の変化
現代社会において、お墓に対する人々の考え方は静かに変化しています。従来は故人が亡くなった後に遺族がお墓を選ぶという形式が一般的でしたが、大阪メモリアルパーク古墳墓では、契約の約8割が生前契約であると報告されています。これは、生前に自らの意思でお墓を選び、供養の考え方に納得した上で決定するという、主体的なお墓選びへの移行を示唆しています。
このような背景のもと、株式会社前方後円墳は「亡くなった後に選ばれるお墓」から「生きているうちから関わり続けるお墓」への転換を重視しています。この理念に基づき、本年2月には、将来同じ古墳に眠る契約者108名が集う交流イベント「第一回 古墳同窓会」が開催されました。同窓会では、「同じお墓に入る方と、元気なうちに交流できてよかった」「顔が見えることで大きな安心感が得られた」といった肯定的な声が多数寄せられました。この成功は、お墓が単なる埋葬の場ではなく、生前の人々が繋がり、安心を得る場としての可能性を示しています。
今回の「親子で古墳のお掃除イベント」は、同窓会が契約者間のつながりを生む場であったのに対し、契約者とその家族が、お墓という場所そのものに深く関わり続けるための機会として企画されました。お墓への物理的な関与を通じて、精神的なつながりや愛着を育むことを目的としています。

「親子で古墳のお掃除イベント」の詳細
イベント当日の流れと清掃活動の様子
イベント当日は、まず中央休憩所前にて受付とオリエンテーションが行われました。参加者は、清掃作業の手順と安全上の注意事項について説明を受けました。その後、水を抜いた水壕へと移動し、約1時間にわたる清掃作業に取り組みました。

清掃活動には、小学生のお子さまやお孫さまを含むご家族が参加し、祖父母、親、子の三世代が並んで石を磨く光景が見られました。参加者はデッキブラシやたわしを手に、壕の底や石積み、円筒埴輪の周囲を丁寧に清めました。お子さまが壕の底で石をこすり、その隣で親御さまがブラシを動かし、ご祖父母がホースで水を流すといったように、世代ごとに役割が自然と分担され、家族それぞれが協力して手を動かす貴重な時間となりました。


古墳墓と「自分たちで清める場所」の意義
大阪メモリアルパーク古墳墓は、個別の墓石を持たない集合墓という形態をとっています。しかし、本イベントにおいては、「自分たちで清める場所」が明確に存在するという点が、イベント成立の重要な基盤となりました。ご先祖様が眠る場所へ足を運び、自らの手を触れて整えるという行為そのものが、この日のお墓参りの新しい形として具現化されました。この活動を通じて、参加者は物理的な関与だけでなく、精神的なつながりや敬意を深める機会を得たと考えられます。
清掃後の交流と参加者の声
清掃作業の後は、ボランティアとして参加した皆様への感謝を込めて、特設屋台による「お疲れ様会」が実施されました。焼きそば、フランクフルト、かき氷、ジュースなどが振る舞われ、家族の枠を超えた契約者同士の活発な交流の場となりました。


また、猛暑対策として「水遊びコーナー」も設けられ、清掃を終えた子供たちの歓声が園内に響き渡りました。参加した保護者からは、「子供がこれほど積極的にお墓を掃除する姿は初めて見た。お墓が楽しい思い出の場所になった」という喜びの声が寄せられました。この感想は、お墓が厳粛な場所であるだけでなく、家族が共に楽しみ、絆を深める場所としての可能性も示唆しています。


参加者からは、「普段は水があって見えない部分を見ることができ、古墳の造りがよく分かった」「孫と一緒にご先祖様のお世話ができた」といった具体的な声も聞かれました。これらの声は、清掃活動が単なる作業に留まらず、古墳墓の構造に対する理解を深め、世代間での供養の機会を創出したことを示しています。
永代供養墓における「関わり続ける場」の再定義
永代供養墓は、後継者を必要としないお墓として認識されています。しかし、これはご家族がお墓に関わらなくなることを意味するものではないと、株式会社前方後円墳は考えています。継承の義務がなくとも、お墓に会いに来ること、そして手をかけることは可能です。本イベントは、その「関わる機会」を具体的に形にしたものと言えます。
大阪メモリアルパーク古墳墓では、年2回(春分・秋分の頃)の永代祭祀『御霊祭』において、僧侶による読経と神職による祝詞奏上が永代にわたり執り行われます。霊園が管理と祭祀を責任をもって担い続けることを前提としつつ、契約者とそのご家族が、望む形で関わることができる場を今後も提供していく方針です。

今後の展望と株式会社前方後円墳の取り組み
本イベントは、少人数での試験開催として実施されました。イベントで得られた参加者の意見や運営上の課題を整理し、今後のあり方が検討される予定です。
株式会社前方後円墳は、霊園が管理と祭祀を責任をもって担い続けることを前提とし、契約者やその家族がお墓に望む形で関わることができる機会を重視しています。「古墳同窓会」のような生前のつながりの場と合わせて、終活における不安を前向きな気持ちへと変えていく支援を継続していく方針です。
開催概要
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名称: 親子で古墳のお掃除イベント
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日時: 令和8年8月7日(金)9:30受付/10:30〜清掃作業/13:00終了
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場所: 大阪メモリアルパーク古墳墓(大阪府大東市龍間271-8)
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対象: 古墳墓ご契約者様、および説明会にご参加いただいた皆様で、小学生のお子さま・お孫さまがいらっしゃるご家族
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参加費: 無料
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内容: 水壕(池)の水を抜いた状態での石積み・壕底の清掃、集合写真撮影、軽食のご用意、水遊びスペースの開放
大阪メモリアルパーク古墳墓の魅力
古墳を「現代の祈りの場」に再生
前方後円墳は、かつて王や豪族が眠った日本文化を象徴する遺産です。この古墳を、少子高齢化により「お墓を継ぐ人がいない」という現代人の悩みに応える形で再構築したのが「竹田式古墳墓」です。歴史、デザイン、永代供養を融合させた全く新しい祈りのスタイルとして、注目を集めています。
関西唯一無二の霊園としての特徴
大阪メモリアルパーク古墳墓は、生駒山中腹の高台から大阪平野を一望できる圧巻の眺望が魅力です。「お墓のグランプリ関西1位」にも選ばれた実績を持ち、世界的建築家である安藤忠雄建築研究所の設計・監修による特別空間が広がっています。全国でも類を見ない、眺望、実績、デザインが融合した聖域として、その価値を確立しています。
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株式会社前方後円墳について
会社名:株式会社前方後円墳
代表取締役:竹田恒泰
所在地:東京都港区芝五丁目13番16号
設立年月日:令和6年4月1日
販売サイト:古墳の窓口
公式HP:https://kofun.co.jp/
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